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タイトル: 居場所がある/ないという意識に関する基礎的研究 ―性差・時期差,精神的健康・心理的居場所感との関連,時間的安定性―
その他のタイトル: The basic property of the consciousness of ‘I have IBASHO’or ‘I don't have IBASHO’
著者: 安達, 奈緒子
安達, 知郎
著者所属: 東北大学大学院教育学研究科
弘前大学教育学部
発行日: 13-Oct-2017
出版者: 弘前大学教育学部
誌名: 弘前大学教育学部紀要
巻: 118
開始ページ: 159
終了ページ: 168
ISSN: 0439-1713
キーワード: 居場所
居場所意識
精神的健康
心理的居場所感
IBAHSO
the consciousness of‘ IBASHO’
mental health,
psychological‘ IBASHO
抄録:  「居場所」という言葉は,それぞれの人がそれぞれに意味を見出しうる重層的な言葉である。居場所の多義性は 心理臨床において重要であると考えられる。本研究では,その多義性を保持して実証的研究を行うねらいから, 「居場所がある」「居場所がない」という意識(居場所意識)に注目し,居場所意識の基本的性質(性差・時期差, 精神的健康・心理的居場所感との関連,時間的安定性)を明らかにすることを目的とした。居場所意識,精神的健 康,心理的居場所感を測定する質問紙調査を3回,実施した(協力者は大学生計497名であった)。その結果,第一 に,居場所あり意識と居場所なし意識は対極に位置するものではないこと,第二に,居場所あり意識は必ずしも精 神的健康と関連するものではなく,女性では精神的な不健康と関連していること,第三に,女性は男性に比べて居 場所なし意識が時期を越えて維持されやすいことが明らかにされた。一方で,居場所意識測定項目の時間的安定性については評価基準が明確でなく,この点についてさらに検討が必要と考えられた。  This study investigated the consciousness of‘ I have IBASHO’ or‘ I don't have IBASHO’ and aimed to clarify the property of these‘ IBASHO’ consciousness. University student( total n=497) completed questionnaires about‘ IBASHO’ consciousness, mental health, and psychological‘ IBASHO’ in three surveys. The results were followings;( a) The consciousness of‘ I have IBASHO’ and‘ I don't have IBASHO’ were not opposition.( b) The consciousness of‘ I have IBASHO’ was not related to mental health in males, and it was related to mental ill health in females.( c) Females kept the consciousness of‘ I don't have IBASHO’ across time more than males. In addition, the time stability of measurement items about‘ IBASHO’ consciousness didn't become clear.
URI: http://hdl.handle.net/10129/6286
テキストバージョン: publisher
出現コレクション:118号

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