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タイトル: UDP/P2Y6 receptor signaling regulates IgE-dependent degranulation in human basophils
その他のタイトル: UDP/P2Y6受容体によるヒト好塩基球IgE依存性脱顆粒反応の調節
著者: 中野, 学
著者所属: 弘前大学大学院保健学研究科
発行日: 23-Mar-2017
抄録: 細胞外ヌクレオチド受容体であるP2Y受容体は、Gタンパク共役型受容体である。細胞外ヌクレオチドの刺激は、P2Y受容体を介しcAMP産生、PKC活性化や細胞内Ca2+濃度上昇を誘導することで、細胞機能を調節する。P2Y受容体ファミリーであるP2Y6受容体は、UDPを特異的アゴニスト、MRS2578を特異的アンタゴニストとする。好塩基球の脱顆粒は、アレルギー反応を誘導することで知られている。本研究では、好塩基球の脱顆粒反応に対するP2Y6受容体の作用について検討した。ヒト好塩基球は、P2Y6受容体mRNAを発現しており、UDP刺激により細胞内Ca2+濃度の上昇が誘導された。また、UDP刺激による細胞内Ca2+濃度の上昇はMRS2578により抑制され、好塩基球に発現しているP2Y6受容体が、細胞内にシグナル伝達していることが示唆された。UDPは、単独刺激では好塩基球の脱顆粒を誘導しないが、IgE依存性脱顆粒を促進した。この結果から、好塩基球のIgE依存性脱顆粒の調節にP2Y6受容体が関与していることが考えられた。好塩基球の培養上清からUTPが検出され、好塩基球でENTPDase mRNAが発現していることを確認した。これらの結果から、好塩基球がオートクラインにより、P2Y6受容体を刺激していることが考えられた。実際、MRS2578存在下で培養した好塩基球は、抗IgE抗体の刺激による脱顆粒が誘導されず、この抑制効果は経時的に増強された。本研究の結果、好塩基球はオートクラインによりP2Y6受容体を刺激し、IgE依存性脱顆粒を促進している可能性が示唆された。また、MRS2578によるIgE依存性脱顆粒を抑制したことから、アレルギー症状の緩和治療のターゲットとしてP2Y6受容体は有用であると考える。
URI: http://hdl.handle.net/10129/6123
テキストバージョン: ETD
学位授与番号: 11101A069
学位授与年月日: 2017-03-23
学位名: 博士(保健学)
学位授与機関: 弘前大学
出現コレクション:平成28年度

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