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タイトル: 福祉のイメージ転換と主体性の醸成におけるメカニズムについて - 「 福祉」と「美容」融合イベント参加者に対する追跡調査を通しての検討 -
その他のタイトル: Conversion of the Image of and the Interest in Social Welfare : A case of the program reminding the common groundbetween social welfare and beauty
著者: 熊谷, 大輔
著者所属: 弘前大学大学院地域社会研究科地域文化研究講座
発行日: 18-Mar-2016
出版者: 弘前大学大学院地域社会研究科
誌名: 弘前大学大学院地域社会研究科年報
巻: 12
開始ページ: 3
終了ページ: 14
ISSN: 1349-8282
キーワード: 福祉イメージ
主体性の醸成
自己体験化
利他意識
抄録: 少子高齢化・人口減少社会において福祉への需要は高まっているものの、福祉に対するイメージは都市・地方問わず悪化する傾向にある。しかもその傾向は、今後、福祉を担うことが期待される若年層を中心に広がりを見せている。そこで本論文では、福祉をめぐる「場づくり」を目指すF団体による、福祉と美容を組合せ、参加者どうしの対話を促すイベントへの参加者のうち3名に実施したインタビュー調査をもとに、福祉に対するイメージの転換と主体性が醸成される過程を検証した。まず、当初は世間が抱く一般的な福祉に対するネガティブなイメージの転換に注目していたが、それぞれの参加者が想定する福祉が「従事するもの」か「利用するもの」かにより、イメージが転換する構造に違いが見られた。このうち「従事する福祉」である場合、たしかに世間のネガティブなイメージの内面化が観察されたが、それは福祉に従事すること自体によってもたらされており、単に世間のイメージが問題であるとは言えなかった。他方、「利用する福祉」である場合には、ネガティブなイメージから進んでタブー意識があったりそもそも無関心であったりした。次に、異なるイメージの転換だけでなく主体性の醸成の気づきがあり、しかもそれらが互いに不可分に関連していると考えられた。すなわち「従事する福祉」が想定されていた場合、「相互扶助」や「利他」といった福祉の本来的な魅力の再確認がイメージの転換と主体性の醸成をともに促していた。これに対して、「利用する福祉」が想定されていた場合は、参加者の「自己体験化」が双方の過程で鍵を握っていた。以上を踏まえると、福祉に対するイメージ転換と主体性醸成をともに目指す今後の地域活動においては、福祉が「支え合い」よりも「利用し利用される」ものになっている現実を踏まえ、より「利用者」目線に立った戦略が必要だと言えよう。
URI: http://hdl.handle.net/10129/5902
テキストバージョン: publisher
出現コレクション:12号

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