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タイトル: Inadequate Awareness among Chronic Kidney Disease Patients Regarding Food and Drinks Containing Artificially Added Phosphate
その他のタイトル: 慢性腎疾患患者における添加物としてリン酸が含まれた食品の不適切な知識について
著者: Shutto, Yoshiko
著者所属: 弘前大学大学院保健学研究科
発行日: 20-Mar-2014
抄録: リンは細胞を構成する成分であり、人体にとって必須の栄養素の一つである。その反面、過剰に摂取することは人体に悪影響を及ぼす可能性がある。過剰摂取になり得るのは、慢性腎疾患(CKD)患者などの本来過剰なリンを排出する臓器である腎臓に障害があるケースであることが多い。リンは肉や魚、芋やその他でんぷん質を多く含む食品に自然に含まれているものの他に、近年では肉の加工食品や炭酸飲料などに食品添加物としてリン酸塩の形で多く用いられており、本来必要とされる以上のリンを摂取しやすい現状がある。しかも現在では、自然に食品に含まれるリンよりも、食品添加物のリンは吸収率が良いことが明らかとなっている。CKD患者はリンを抑えた食事を摂取するよう指導され、多くの場合はリン酸低下治療薬を処方される。しかし、加工食品や炭酸飲料に添加物として含まれているリン酸は、通常成分表で表示されていないため、CKD患者は適切に食品を選択できない。本研究ではまず弘前市内で血液透析を受けているCKD患者153名(age56±11, Male:77 Female:76)に対し、リン酸が添加された食品/飲料についての無記名自記式質問紙を用いた知識調査を実施した。つぎに健常成人を対象として学生ボランティア35名(age21.2±2.35, Male:13 Female:22)に食品添加物としてリンが含まれる炭酸飲料350mlを摂取してもらい、飲料前と飲料後の尿のリン及びカルシウムを測定した。結果として、炭酸飲料に砂糖が多く含まれていることを知っているCKD患者は93%であった。対して炭酸飲料にリン酸が多く含まれていることを知っているCKD患者は25%であった。また、リン酸の過剰摂取が有害であることを知っているCKD患者は78%であったが、43%は炭酸飲料を少なくとも週に1~5缶、17%はファストフードを少なくとも週に1度は摂取すると回答した。次に健常成人では尿中カルシウム(クレアチニン補正)が炭酸飲料飲用前0.099±0.01、飲用後0.15±0.017で有意差がみられた。本 研究の調査結果は、血液透析を受けているCKD患者において食事中のリン酸について十分な認識がないことを示唆した。CKD患者に対しリン酸への認識を高めるための教育の取り組みをより強化していく必要性があると考えた。
URI: http://hdl.handle.net/10129/5380
テキストバージョン: ETD
学位授与番号: 11101A38
学位授与年月日: 2014-03-20
学位名: 博士(保健学)
学位授与機関: 弘前大学
出現コレクション:平成25年度

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